大代かずあきのジャンジャカ爆奏mylife

6月22日にコンピアルバム「たまご」が発売！


そして6月26日に初めてのコンピアルバムのライブ、初めてのインストアライブ、初めてのイオン、初めての3ステージ、と。


この日は、まぁ、大変でしたね(笑)


まだ普通のポロシャツ着て、衣装も意識していない、お客さんも意識できていない、歌う事も意識できていない、サラバダ冒険記さえもしっかり歌えていない。


緊張はしていましたが、それを加えても、まぁ～やばかった(笑)


しかし、初めての環境で、レベルの高い仲間がいて、周りにはナンクルの先生方もいて、良いライブにしようとしてくれるPAさんやイオンの方々もいて、普段なら聴いてもらえないような幅広い層のお客さんがいて、CD販売の時に買いに来てくれるお客さんがいて、声をかけてくれるお客さんがいて、全然見てくれないお客さんもいて。


すべてが僕に新しい感覚を与えてくれました。


頑張ればこれからこうやって色んなところで歌えるチャンスがあるのかと思ったら、ワクワクしました。


そのあと7月にもやった2度目のイオン具志川店の3ステージ目で今ではおなじみのギターからクラッカーを鳴らすパフォーマンスが生まれました。


それまではまだ、殻を破る事ができませんでした。


こうあるべき、という固定観念があったんでしょうね(笑)


クラッカーをやった時のお客さんの反応を見て感じました。


とにかく何かが吹っ切れました。なんでもいいから試そうって！


そこからは良いライブをする時もあれば、あまり良とは言えないライブの時もありました。


でも自分では納得していました。


なんでも試さないと良いか悪いかもわからないし、毎回同じようなライブをする事がお客さんにとってはとてもつまらないだろうと思うようになっていました。


そこからの変り方は僕の中ではうなぎのぼりでした。


歌の実力とかギターの実力とかって事ではないです。


精神的な何かです。でもそれは確実に大きかった。


今まではしっかり歌えるかどうか、ちゃんと伝わるかどうかを考えてました。いっちょまえに。


でもクラッカーをきっかけに、エンターテイメントなんだ、まずお客さんが楽しんでるかっていうお客さんの事を考えなくちゃいけないんだって実感しました。


今までも頭ではわかっていたけど、しっかり実感したんです。


何がきっかけになるかわからないですね。本当(笑)

～その３に続く～